メンタルマネジメントとアンカリング

NLPでメンタルマネジメントを学ぶのであれば、「アンカリング」という言葉を知っておく必要があります。
できることならば、NLPセミナーでしっかりと学んだほうが、メンタルマネジメントを行うためにも有利に働くのですが・・・・

アンカリングというのは、人間の五感からの情報をキッカケにして、特定の感情や反応を引き出すための手順を作り出すことを言います。

たとえば、スポーツ選手が試合の前に行う習慣もアンカリングなのです。
力士の高見盛が顔を激しく叩く行為も、イチローがホームに立った時に行うポーズも全て最高のパフォーマンスを出すためのアンカリングといってもいいでしょう。

これは感情の体験が強ければ強いほど強力なアンカーがかかり、それを繰り返し行うことでアンカリングを設定することも可能なのです。
ここで言うアンカーというのは、人間の五感からの情報が引き金となり、特定の感情や反応を引き起こすことのことを言います。

では、このアンカリングを設定するためにはどのようにしたらいいのでしょうか?
それは、アンカーを行うタイミングが重要になります。
感情体験がピークに達する直前でアンカーを行うのです。
アンカリングは、視覚・聴覚・感覚を組み合わせて行うのです。

アンカリングとして行う動作にはユニークさがポイントになります。
いつもしているようなポーズやジェスチャーではなく、とはいえユニークすぎて人前では出来ないようなものではないものがいいでしょう!
たとえば、100m走の選手で世界新記録を樹立したウサイン・ボルトなどもスタート前やゴール直後に同じようなポーズをとることがありますが、これもアンカリングの1つといってもいいのではないでしょうか?!